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蔵元:ラ・フェルム・デュ・プラトー/LA FERME DU PLATEAU
ワイン名:グロロ 2017/GROLLEAU

色々なチャンスに恵まれてここまでやって来た!
このワインに出会えたあなたもラッキーですよ…!

商品No.3BOFR35-2-17
自然派カテゴリビオディナミ(バイオダイナミクス)
産地フランス ロワール 

品種:グロロ

樹齢:20年~90年

土壌:シルトを含んだ粘土質とシレックス

醸造・熟成:
手作業で除梗。
8~10日間のマセラシオン。
グラスファイバー・タンクにて醸造。8ヶ月間熟成。
瓶詰めの1ヶ月前に複数タンクのものをアッサンブラージュ。
SO2無添加。

一言目にスパイシーッ&スモーキーッ!
古木由来のきめ細やかなタンニンとスーボワが滋味深い。
かといって枯れている訳ではなく、
小さな黒系果実のベリーやカルダモンの風味。
正直美味しい…!

ワイン造り3年目の作品が6年後、
こんなになっていたなんてきっと本人もビックリ!

【エピソード】―――――
グロロのモノセパージュのワイン。
カジノのマシーンが大当たりにヒットする前の瞬間。
ワイン造りは
いろいろなチャンスに恵まれる必要があるという意味を込めて。

蔵元
ラ・フェルム・デュ・プラトー
生産者名
アドリアン・バロッシュ

とにかく自然体…
 究極の『農』の生活を目指す
 

 
ヤギのチーズを作りたくて…

元々ヤギのチーズ農場を立ち上げようと土地を探していたパートナーのアンヌ。
アドリアンとアンヌが馬車(馬に引かれたキャンピングカーのようなもの)で旅をしていた時に、
偶然出会った、トゥラーンジェルとその地域の住人の魅力に惹かれこの地域で土地を探しはじめた。
二人は運良く、草原、森、果樹、そしてぶどう(5ha)を含む、40haにも広がる土地を購入
ヤギのチーズ牧場をスタートする事に専念しながら、
何もない土地に建物を建てるなど、インフラ設備を揃えないといけない日々に奔走!

La Ferme du Plateauとは?

フェルムは農場、プラトーは平坦、という意味。
彼らの土地は平坦でロワール渓谷を360度見渡すことがきる!
周囲はすべて森に囲まれており、この地域の中でも特に自然な森に囲まれた土地
また、ドメーヌと名乗らないのは、自分たちがペイザン(農民)であることを自負しているから。
購入した土地にぶどう畑があるのであれば、ワインを造ることは農家としてしかるべきことだと考えている。
他の農作物同様、非常に自然な流れでワイン造りを始めたのだ!



とはいえ平坦ではなかったワイン造り

農場の購入・独立したタイミングと剪定のタイミングがバッティング
アドリアンは2014年1月にシノンのワイン醸造学校で1週間の剪定トレーニングを受けたすぐ後に、
畑のぶどうの剪定へと挑まなければならなかった…!
農作物待ったなしの状況からスタートだった。

もちろんぶどう栽培の知識のなかったアドリアンたち。
初めはとあるぶどう栽培者と共に畑作業を覚えていった。
しかし数ヶ月後、その栽培者は他の農家で働くことになり、またひと悶着…。
周囲のサポートを得ながら、畑及びワイン醸造を覚えていった
特にお世話になったのが、この地で有名なマリー・ティボー!
ドメーヌで収穫を手伝わせてもらうなど、ワイン造りを学んでいった。

とにかく自然体に…

現在アドリアン、アンヌとその娘さん2人の4人家族はなんと、
畑の中に建てたユルト(遊牧民の組み立て式テント)に住んでいる!
この暮らしぶりからも分かるようにワイン造りもとにかく可能な限り自然体を心掛けている
天然酵母、濾過無し、清澄無し、SO2は出来る限り不使用。


ガメイの区画を耕してくれている羊たち。
雌羊は肥やしのような役割をしています。
畑から畑への移動は、牧羊犬が行ってくれとても便利だとか。
また別の犬も飼っており、野良犬などの侵入を防いでくれる。
それぞれが役割を持ちつつましく農業を営んでいる。

畑は2014年よりビオ、ビオディナミへ移行。
彼らのビオディナミはワインのためだけではなく、牧場のエコ
システムを作り上げることを目指している!

【畑について】
品種:シュナン・ブラン、ガメイ、グロロ、コー、
カベルネ・ソーヴィニョン、セイベル
樹齢:20年~90年
栽培:ビオディナミック方式(認証無し)
面積:5 ヘクタール
土壌:シルトを含んだ粘土質と、シレックス質

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