BMO輸入ワイン |
蔵元:ヨヨ/YOYO ワイン名:アクアボン 2018/AKOIBON |
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ヨヨの強さと優しさが、ダメ畑を究極の畑に変えた…!
商品No. | 3BOFR83-4-18 | 色 | 赤 |
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産地 | フランス ルーション |
品種: ムールヴェードル50%(樹齢40年)、
グルナッシュ・ノワール50%(樹齢60年)
土壌: 粘土、沖積土、花崗岩土壌
醸造:両セパージュ混醸造。
グラップ・アンティエールで12日間の
マセラション・セミ・カルボニック。
ピジャージュ無し。
自然発生のCO2で密閉。プレスして樽入れ。
アルコール発酵をタンクで終えてから樽入れ。
熟成: 4-5年樽で6ヶ月間熟成。
~なぜムールヴェードルでAKOIBON アクアボン?~
「A quoi bon?(アクアボン)」から作った言葉で
「それがどうなる?どうせダメだ」「頑張っても無駄だ」の意味。
そもそも、ムールヴェードルはバニュルスの伝統的な品種ではない。
土着品種にしか興味がなかったヨヨは、この品種を栽培したい訳ではなかった。
たまたま手に入れた畑にこのムールヴェードルの畑が含まれていたので、
仕方なく栽培してみる。しかも病気だらけでとても弱っていたので、
どうせ枯れて抜くことになるだろうと、
他の生産者もさじを投げるほどのひどい状態…
本人でさえ
「こんな畑、A quoi bon?」
と思っていた。
しかし畑はヨヨのもとでみるみる回復していき
今では美味しいぶどうが生るようになったのだ!!
【味わい】
果実味豊かでパワフルだがとてもエレガントで繊細。
スミレの華やかな香り、熟した赤系と黒系果実のニュアンス、
きれいな酸味が特徴的。
酸も丸く、タンニンが溶けていてとってもやわらかい!
あとからジワジワ旨みが押し寄せてくる。
2016年はとても暑く乾燥した年で、夏は特に水分不足に悩まされた。
健全で凝縮しているぶどうができたが、とても少ない収穫量になった。
全7キュベとも、リリースして即完売するのは、
すでにフランスでも日本でも、『ヨヨ神話』が響き渡っているから!

蔵元 |
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ヨヨ |
生産者名 |
ローランス・マニャ・クリエフ |
ルーションという土地の真実をワインで表現し造り続ける!
ドメーヌ名の「ヨヨ」とは彼女の愛称とのこと。
もともとアパレルの仕事をしていて、世界各国を飛び回るバリバリのキャリアウーマンだったが
2005年にたった1人で蔵元を立ち上げた!!
バニュルスに魅了されている、ペルピニャン生まれのルーション人。
ルーションの隅々まで知り尽くしているからこそ、最良の畑を見つける事が出来た。
『ルーションの良さをもっとみんなに知って欲しい!』
という熱い想いがあるからこそ、
ワイン造りというハードな仕事もやり続ける事が出来ている!
蔵元のすぐ傍には、夫であり、超人気協同組合エステザルクで
酸化防止剤を一切使わない醸造に成功した、
伝説的醸造長「フラール・ルージュ」のジャン・フランソワ・ニック。
馬も入れないような崖にある土地を1人で耕して畑を作った、
知る人ぞ知る醸造家「ブルーノ・デュシェン」もいて、何でも相談できる間柄。
何か問題があると、夫ニックとブルーノから助言をもらいながら、日々ワイン造りをしている。
1人でやっているため、生産量は少なく、各キュベ極少量の貴重なワインばかり。
はじめにバニュルスの中心に位置するあたりに、4ヘクタール、7つの区画を所有。
その後、アルベール山地の麓で、海と山の間に位置する3ヘクタールの畑も購入し、計7ヘクタール。
現在は、カーブのリノベーションも完了。
空調設備も整い断熱もされているので、醸造中の温度管理が改良され、
より丁寧にワイン造り・保管が出来る環境へ!
暑いルーションの地で選んだのは、あえて北向きの畑。
「品種は、成長期のグルナッシュ。明るく陽気な若いムールヴェードル。
黒いシスト岩の上にある樹齢100年代のグルナッシュとカリニャンだよ!」とヨヨ。
有機農法は2005年から開始。
果物の果肉、羽毛の粉などを畑に撒くことで、土地の微生物を活性化させ
畑には機械をいれずに、つるはしやウマラバ(ラバの一種)で畑を耕している。