BMO ワイン
BMO輸入ワイン 蔵元:フェルム・ド・ポール・ クスティック/FERME DE PORT COUSTIC
ワイン名:シードル モルビアン 2020/CIDRE MORBIHAN

故郷・モルビアンのテロワールを追求!

シードル モルビアン 2020
商品No.3BKFR1-2-20白・発泡
自然派カテゴリビオロジック(オーガニック、有機農法)
産地フランス ブルターニュ 

品種:
ギルビック、キャクス、ヴィエイユ・マルゲリータ
マチューの故郷、モルビアン県のリンゴ3種


栽培、醸造:
11月に手摘みで収穫されたリンゴを
1ヶ月ほど寝かせ、12月に仕込み。
破砕後、プレスの前に1日寝かせる。
垂直式プレスでゆっくりと搾汁し1日デカンテーション、
ステンレスタンクにて自然酵母で発酵。
1月にボトリングした後も発酵が進み、
6月中旬ごろに手作業でデゴルジュマン。
清澄、フィルターなし。
アルコール度数6.4%、S02無添加。

醸造は一貫して変えず、リンゴの個性を表現。
ブルターニュ中のリンゴを追い求め、
表現する彼らだからこそできる、言わばテロワール・シードル。

濃いレモンイエローの色合い。
引き締まった酸味には八朔やグレープフルーツの果実、
そこにジンジャーやホワイトペッパーのスパイス感が特徴的。
単にドライなだけでなく、分厚い果実味が表現された辛口
しっかりと冷やした温度でもその果実はまったく隠れることがない。
ジャンルを問わず食事と合わせられる。
特にエスニックやスパイスを効かせた料理と。

フェルム・ド・ポール・ クスティック
フェルム・ド・ポール・ クスティック
蔵元
フェルム・ド・ポール・ クスティック
生産者名
マチュー・ルソー

ブルターニュ原産伝統品種を追い求め、
テロワールを表現したシードル!!



ブルターニュ地方に浮かぶ小さな島、グロワ島

ブルターニュ地方の大西洋に面している島。
東西に長い、と言っても東西の直線距離が8km、幅3kmという小さな島。
ノルマンディの港町、ロリアンから船で数十分ほどの距離にある。
人口はたったの2000人。フランスでは 7 月のバカンス時期に多くの人が訪れる避暑地。
地元の人は漁業を営みながら船に乗ってのんびりとしたり、
老夫婦が土地を購入して余生を過ごしたりと、ゆっくりとした時間が流れる街。

そのグロワ島に「初めてワイナリーができる」と地元の新聞で話題になったのが、
「フェルム・ド・ポール・クスティック」のマチュー&ノエミ夫妻!


グロワ島の対岸の街、ロリアンが故郷のマチュー。
モンペイルで醸造学を学び、ワイン造りを夢見ていたマチューは、
グロワ島の農園が売りに出ているこ とを知り即断!
2017 年に新しい農園
「フェルム・ド・ポール・クスティック/ FERME DE PORTCOUSTIC 」をスタート。
ぶどう栽培を始める。

誰も知らない、 グロワ島の テロワールは?

奥さんのノエミはスイス、ローザンヌ出身。
実家がぶどう栽培農家だったため、小さい頃から農業は身近にあった。
2人の出会いはノエミの実家のワイナリーにマチューが醸造家として働きに来たことから。

ぶどうはシュナン・ブラン、ピノ・ドニス、
アルバリーニョ、フォル・ブランシュ、グロロを植樹。
12ha のうち、3.5ha がぶどう畑。
それ以外には 梨や桃、カリンやクルミな ど様々な果樹を植える他、
畑を耕す馬や豚、羊、牛の放牧も行うなど、 複合的かつナチュラルな農園造りをしている


グロワ島は地質学上、フランス本土とは全く異なり、天然鉱物が多く発掘される場所
畑はシスト 粘板岩がメイン。ミネラルを多く含むほか、
根が粘板岩を砕き地中深くまで伸びることができる。
収穫にはまだ時間がかかるが2022 年の今年、初めてぶどうの収穫を行い、
島では初、唯一のワイン生産者となる!!


~ブルターニュの伝統品種を追求して・・・~

リンゴはバラ科リンゴ属の種が自然に交雑されたもので、
原産はカザフスタン東部の山岳地帯。
カザフスタン東部からシルクロードを渡って西に向い、
ヨーロッパに伝わったのは今から4000年以上前
と言われており、
特に6世紀〜7世紀にかけて、多くの農家が長い時間をかけて品種改良を行ってきた歴史がある。

冷涼な地域が好まれるため、フランスではぶどう栽培が困難な北部、
ブルターニュやノルマンディで栽培が盛んに行われた。
1000年以上の時を経て、今では200種を超える品種が存在する。
(シードルやカルヴァドスに使われる品種は48種)

マチューとノエミはブルターニュ中のリンゴ栽培家を訪ね、伝統品種を探し出して購入
購入したリンゴをグロワ島に送り、島に造った小さな醸造施設でシードル造りを始めた!
リンゴに関しては自社農園を所有せず、
農家からリンゴを購入し醸造する、いわゆる「アルティザナル」。
だからこそ、自身が求める理想のリンゴを追求し、
テロワールを表現したシードルを造ることができる


醸造施設では小さな木製の圧搾機、そしてゆっくりと搾汁できる、垂直プレスを使用。
手作業で1本ずつルミアージュ、デゴルジュマンをするという正真正銘の「クラフト・シードル」
フィルターをかけず、リンゴの旨みの全てをボトルにつぎ込んだ液体からは、
ブルターニュの伝統品種への尊敬と愛が感じられる。
SO2を含む一切の添加物を加えないシンプルながらナチュラルな醸造。
醸造方法は変えず、リンゴの品種を変えて6つのキュヴェを造り分けている。

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