BMO輸入ワイン |
蔵元:アド・ヴィヌム/AD VINUM ワイン名:ル・プティ・アジテ 2020/LE PETIT AGITE |
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一番落ち着きのないヤツが認める落着きのなさ?
いえいえ、いい甘酸っぱさですよ!
商品No. | 3BOFR98-42-20 | 色 | 赤 |
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産地 | フランス ラングドック |
品種:マルサンヌ、サンソー
栽培・醸造:
マルサンヌ、サンソー、
それぞれ別に醸造。(方法は同じ)
半分は4日間のマセラシオン。
残りはダイレクト・プレスし上からブレンド。
更に3日間マセラシオンしプレス。
アルコール発酵が終了する前に澱引き。
全てブレンドし、リオの澱をブレンド。
2ヶ月間シュール・リ熟成。
樹脂製タンクで9ヶ月間熟成。SO2無添加。
オピ・ダキから購入したぶどうで造った
『Le Petit Agité』は『落ち着きのない子』という意味。
確かに使用品種は突飛だが、
味わいはそんなに暴れている印象はない。
クランベリーと小粒の梅を思わせるような
甘酸っぱさが口中に広がり、まさにソワフなワイン。
小ぶりな赤系果実の余韻が残り、それがあとを引く。
本人曰く赤…色のことは追求しないで!
【アド・ヴィヌムの2020は…?】
2020年はとても雨が多い春で、湿気が多かったため、
べと病の被害と、6月中旬にうどん粉病の被害も。
自社ぶどうの80%ほど失ったため、ぶどうを購入。
せっかくなら!といろいろな品種を買って楽しむことに。
自然を尊重したぶどうのみを厳選し、
ブルゴーニュのガメイやピノ・ノワール、
またアルザスのピノ・ブラン、ピノ・グリ、ゲヴェルツトラミネールと、
もちろんガールのぶどうも確保。
そんな2020年のテーマはずばり『映画』!
なんで映画をテーマにしたかって?そんなの聞くのは野暮ですよ・笑
多分聞いても(理由はあっても)「なんとなく」と返ってくるでしょう。
まさに「考えるな、感じろ!」なワインたちをとくとご堪能あれ!
蔵元 |
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アド・ヴィヌム |
生産者名 |
セバスチャン・シャティヨン |
これからのエヴォリューションが楽しみな醸造家が誕生!
2016年、セバスチャン・シャティヨンによって、蔵元『アド・ヴィヌム』は立ち上げられた。
飛び抜けた発想と行動力、今までにこの世界にはいなかった
アーティスト感覚の才能をもった若者だ。
自然派ワインとの出会い
20代のころ、ロワールのルネ・モスのところで季節労働者のような形で
4年間ほど修行を積んだのち、世界トップ50のレストラン『シャトーブリアン』(パリ)で
シェフ・ソムリエをやっていた。
彼の功績は、シャトーブリアンの見事なワインセレクションを造りあげたことだろう。
ソムリエとして、ワインを探しに醸造家を訪問しているうちに、
ワイン造りに興味をもつように。
ノルマンディー地方の田舎出身のセバスチャンにとって、
環境の良いところで生き生きと自然派ワインを仲間たちと造っている
醸造家達の生き方に感動してしまった。
ワイン造りへの決意
もともとフットワークが軽く、なんでも勢いに身を任せて行動する彼が、
ワイン造りを決心したのが2015年~2016年にかけて。
ヴァランタンの隣村に引っ越してきて、最初はヴァランタンを手伝いながら、
ついに2016年にネゴス(買いブドウでワインを造るスタイル)を設立。
醸造家仲間からぶどうを買ってワインを造り始めた。
そして、忘れてはいけないのが彼のその人脈。
周りをマキコミ、大騒ぎをしていろいろとかき乱されるのだが、
この稀代の人たらしは、あらゆる自然派の生産者から非常に愛されている。
買いぶどうも、もちろん信頼できる生産者のものや
ラングロールのエリックに紹介してもらった畑のものを購入。
使用している樽はコサールやガヌヴァのもの。
セバスチャンのワインは南仏のワインでありながら、
どことなく涼しさを感じたり、産地不明感があるのはこの為だ。
さらに付け加えると、セバスチャンはルネ・モスで修行する前は、
パンク・ミュージシャンとして活動していた時期がある。
そのせいか、彼の造るワインはまるで音楽のよう!
ドレミファソラシドの音階の代わりに、
品種と醸造法の違う液体を組み合わせて一本のワインを造っている。
正直、意味不明(笑)なアッサンブラージュも多いが、
だからこそ魅力が詰まっているのもまた事実。
自然派ワインの地平線をも動かしそうなスタイルのワインを世に出したセバスチャン。
これからのエヴォリューションが楽しみな醸造家が誕生した!!