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蔵元:ルブス/RUBUS
ワイン名:クエルクス 2023/QUERCUS

\ワインアドヴォケイト高得点93 点︕/
この滑らかさ、まるで熟成シュヴァル・ブラン!

商品No.3BMSP3-2-23
産地スペイン アラゴン 

品種: ガルナッチャ、ミゲル・デ・アルコ

栽培、醸造:
標高2,300mのアルトモンカヨ山を抱するイベリコ山系。
ヒロカの区域、
バゲナとサンマルティンデリオ(テルエル県)に点在する。
ガルナッチャは沖積層の土壌。
ミゲル・デ・アルコは珪岩が混入する、
鉄分を多く含む粘土質土壌。
標高900mの山間部で、
バゲナとサンマルティン・デ・リオ(テルエル村)に位置。
樹齢23~60年。水やりは一切ない。

グラップアンティエールのぶどうを3週間マセラシオン。
マセラシオン中、タンニンと色素を抽出するため、
柔らかいパンチングダウンを行った。
2,000・3,000リットルのステンレスタンクで発酵。
使用年の異なるオーク樽(400リットル)で6ヶ月間熟成。
樽熟成の後、ベトンタンクで3 ヶ月間熟成。

スペインの赤とは思えない、柔らかい口当たり。
赤系、黒系果実のどちらの要素も感じられるジューシーな味わい。
後味には、じわっと柔らかい旨みが広がる。
アラゴン原産の黒ぶどう「ミゲル・デ・アルコ」を
ブレンドすることで、
果実味が引き締まり、複雑味のある味わいに!

蔵元
ルブス
生産者名
フアンビ

忘れ去られた土地「テルエル」のワイン造りの存続と未来を担う!
心に訴えかけるワインとプロジェクト!


ルブスとは

巨大コーペラティブが林立するエリアで、この地で育てられたぶどうの価値を再確認し、
小規模栽培家・セラーの経済的な自立を目指そう
と、
ルビアレスデモラ村出身の家族に生まれたフアンビが主導するプロジェクト。

コーペラティブで培った経験と、
各区画の深い知識を活かして、各エリアと樹齢の特徴がよく表現されたワインを醸す。

過疎・農家の厳しい作業・経済的不安定を危惧したフアンビは、
フェアトレードで委託農家からぶどうを買い、栽培伝統の存続と農家の独立を目指している。
この土地に生まれ、生きている人々によって育てられた高品質のガルナッチャ種から造られるワインは、
生命力に溢れ、エレガントで真のクオリティーが感じられる。

忘れ去られた土地テルエルのワイン造りの存続と未来を担う心に訴えかけるワインとプロジェクト!

プロジェクトの創設者・醸造家の『フアンビ』

フアンビは、ルビエロス・デ・モラ出身の家族のもとに、家族の移住先のバレンシア市に生まれる。
そこで醸造学を修めた後、リベラデルドゥエロ、チリ、ニュージーランド、
オーストラリア等で経験を積み、2010年からアラゴン州カラタユで醸造家として、
DOカラタユを代表するコーペラティブ” ”San Alejandroサン・アレハンドロ”として働く。

それと並行して、彼の家族がかつて住んでいたルビエロの村に畑を再生させ、
独特のテロワールから生まれるワインを醸すプロジェト”RUBUS ルブス”を立ち上げる。
開始当初は、ルビエロス・デ・モラ村に自らが植えた、
若いガルナッチャとテンプラニーリョでワインを醸していた。

フアンビの務めるサン・アレハンドロ組合では、ぶどうの購入価格に差別化を設けるため、
畑のランクをA+からBの4段階に分けてている。品質に評価を与え、栽培家の仕事を正当化するためだ。


このコーペラティブの仕事を通じ、グダール山脈で最も広い栽培面積の畑を所有し、
規格外の高品質なぶどうを育てる栽培家のメンチョールに出会う。

テルエルのマイクロクライメートと栽培の伝統

RUBUSのアイデンティティーとも言える、テルエルのマイクロクライメートと栽培の伝統。
標高1,000m超、シスト土壌の乾いた畑で80年生きてきた古いガルナッチャ

スペインで最低気温を記録する寒冷地であり、降雨量は年間300リッター程の厳しい気候。
雹の被害も受けやすい。土壌は鉄分を多く含む赤い粘土質と、結晶片岩。

サラゴサ市周辺の、石灰色の土壌と草木のない非常に乾いた気候に対して、
テルエルは降雨量こそ少ないものの、山々に囲まれ緑豊かで対照的だ。
トリュフの名産地でもあり、秋にはきのこ狩りも楽しめる。

この山の傾斜にしがみつくように植えられている、ガルナッチャの古木。
畑は、ヒロカの谷の小さな村バゲナ(テルエル県)に生まれ育ち、
生きてきたメンチョールによって所有・管理されている。

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