BMO ワイン
BMO輸入ワイン 蔵元:エスメラルダ・ガルシア/ESMERALDA GARCIA
ワイン名:アレナス・デ・サントユスト  2019/ARENAS DE SANTYUSTE

バルセロナ発の最先端バル『ブルタル』オーナージョアンが惚れ込んだ!!

アレナス・デ・サントユスト  2019
商品No.3BSSP11-1-19
産地スペイン カスティーリャ・イ・レオン 

品種:ベルデホVino de pueblo (村ワイン)

土壌:セゴビア県南西部
   サントユステ・デ・サン・フアン・バウティスタ村の
   4つのエリアの複数の畑。
   標高800~850m。
   ベルデホの最も古い樹齢(200年以上も!)で
   ピエ・フランコが残る唯一のエリア。
   母岩まで1~3mの深さ。
   石灰を含む砂・粘土・シルト、
   そして丸石が混ざる土壌。

樹齢:ピエ・フランコでまちまち、200年以上のものも。

醸造:グラップ・アンティエールをダイレクトプレス、
   軽くプレス(空気圧プレス)。
   ステンレスタンクでアルコール発酵
   (温度管理なし、16〜19℃、澱引きなし)後、
   オリとともに8ヶ月ほど寝かせる
   (ステンレスタンク70%、アンフォラ30%。
   以前よりアンフォラの比率を高くした)
   清澄、フィルターなし。SO2 無添加。

強めのレモンイエロー。
アンフォラの比率が上がったためか、
香ばしさや蜜っぽさが例年より格段にUP!

酸は穏やかで非常に落ち着きがある。
アルコール度数が13.5%と思えないほど
スルリと飲めるのが印象的。

なんと言ってもアフターが良い!
じわじわ旨み、静寂の中に秘めたエネルギーが湧き上がってくる。
4日目には旨みの塊に!
村名クラスといえどポテンシャルの高さに驚く限り…

2019年ヴィンテージ:
全体的に冷涼な年。
春は適度な雨と共に良好に推移。
7月初旬に1週間非常に暑い日が続いたが、
8月に入り、比較的冷涼になり、ぶどうがゆっくり成熟。
病害もほとんどなく、
フェノール類と酸・糖のバランスが非常に良いぶどうが得られた。
2018年ヴィンテージから、
2017までのサントユストから「アレナス・デ・サントユスト」と名前が変更。

エスメラルダ・ガルシア
エスメラルダ・ガルシア
蔵元
エスメラルダ・ガルシア
生産者名
エスメラルダ・ガルシア

バルセロナ発の最先端バル『ブルタル』オーナージョアンが惚れ込んだ!!
樹齢200年を超えるともいわれるピエ・フランコ(自根)の畑を復活!



―ぶどうやワインの中のエネルギーがあるとすれば、
 それは引くのではなく足すことによって出てくるもの。

どんなワインもはじめは何らかのエネルギーを持っている。

でも、それが引かれてしまうこともある。
ワインを造る人は、足すことのできる繊細な感覚を持ち合わせるべきだと思うわ。


▼エスメラルダ・ガルシアって?▼

最も古い樹齢だと200年を超えるベルデホが残るサントユストの地で、
彼女は 2013年からパゴス・デ・ノナ
(現在は蔵元名を本名のエスメラルダ・ガルシアに変更)というプロジェクトを立ち上げ、
2014年を初ヴィンテージに白ワインを6銘柄造っている。

小さい時からおじいちゃんの畑で手伝ったり、
ワイン造りを見てきたりして、自然の中で育ってきたエスメラルダ

10代の頃から学費を稼ぐために様々な仕事をし、夜間学校に通いました。
大学は医療微生物研究や呼吸器病学を専攻。
しかし、畑仕事やぶどう栽培、ワイン造りが自分に合っていると認識
ワインの世界に入り、シガレス、リアス・バイシャス、ルエダ、
リベラ・デル・ドゥエロなど様々な産地のワイナリーで働き、
同時に夜間学校に行きながら醸造の勉強をし、研鑽を積みました。

次第に工業的栽培・醸造の考え方に疑問を覚えるようになり、
2011年にオーガニックワインを造るプロジェクトに参画しますが、
収穫は機械、フィルターをする、など根本的な概念は変わらなかったため、
それなら自分でワインを造ろうと自らの蔵を起ち上げます。

ベルデホの本当のポテンシャル、土地を映すワインを造りたいという想いで栽培も醸造も、
より自然にという考え方に次第に移行。
古木のベルデホのみにフォーカスし(ルエダでは補助品種として
ソーヴィニヨン・ブランやビウラをブレンドする生産者も多いなか)、
ヴィラージュ、単一エリア、単一区画のカテゴリーで白、計 6アイテムを手掛けています。

思慮深く、慎重さと自由度の良いバランスを持ち、
畑を深く理解しているからこそ、
驚くほど繊細かつ個性豊かなベルデホの表現が感じられる!
そぎ落とすのではなく、感じるままに足す。
揺るぎないエネルギー、丸み、落ち着きを持つと同時に、
畑を走り回っていた幼少期と同じ自由な精神で樹齢200年近くの歴史ある畑を前にして、
自身のやっていることは儚いことである事と、
謙虚さと責任感を持って
ワイン造りをしています。

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