BMO ワイン
BMO輸入ワイン 蔵元:ヴァッレ・デル・ソーレ/VALLE DEL SOLE
ワイン名:エブリウス ロッソ IGT 2019/LIBENTE ROSSO IGT

たった3年の熟成でこの柔らかさ!
絶妙なミクロクリマがこの繊細さを生み出した!

エブリウス ロッソ IGT 2019
商品No.3BTIY10-5-19
産地イタリア トスカーナ 

品種:サンジョヴェーゼ

栽培、醸造:
粘土と石灰岩と砂のミックス土壌の中に、
ガレストロが地中1mほどの深さまで埋まっている。
区画ごとに別仕込み。
除梗してPVC製解放樽で15日間発酵。
スラヴォニアオークとフレンチオークの大樽で1年、
その後セメントタンクで3ヶ月熟成。
アッサンブラージュしてボトリング後、1年瓶熟成。

内陸のキャンティエリアと違い、
北側にアプアーナ・アルプス山脈、
西はティレニア海に囲まれた温暖な気候。
山と海からの風により昼夜の寒暖差があり、
絶妙なミクロクリマを生み出す!

鮮やかなガーネットの外観。
コーヒーやスパイス、
なめし皮の香りの奥から感じる熟したプラムの果実感。
4つの異なる区画のサンジョヴェーゼを使用。
日当たりの良い畑と涼しい畑をブレンドすることにより、
果実の厚みと繊細な酸をバランス良く表現。

わずか3年の熟成ながらタンニンは極滑らかで余韻の長さにウットリ。
今すでに柔らかく飲み頃だが、
あと5年後にはエレガントの極みを体感出来るだろう!

ヴァッレ・デル・ソーレ
ヴァッレ・デル・ソーレ
蔵元
ヴァッレ・デル・ソーレ
生産者名
マルコ・ボルセッリ
ジュリア・ジョヴァンネッリ

トスカーナにはまだ知られざる魅力が詰まっている!
太陽の谷で地ぶどうの魅力を追求する蔵を見つけた!


太陽の恩恵を存分に享受する谷!

1990年ぶどう栽培に最適な
ミクロクリマのある2,5haの農地を親類から購入しワイン造りをスタート。
現在はぶどうとオリーブの栽培に最適な畑を11ha所有するまでになった。
父(レナート)はひたすら畑、
息子(マルコ)は畑のかたわら若い感性を生かしてのワイン造りにあたる。
2010年から有機栽培をし、2014年からはビオディナミコもスタート!

日の出から日の入りまで常時太陽が当たる土地(蔵元の名前はまさに、太陽の谷という意味)で
トータル11 haの畑はフレッダーナ川が生んだ谷の斜面にある。
谷の北側にあるアプアナアルプス山脈(標高2,000m)から常時風が吹き、
湿度をはらい、昼夜の寒暖差を生み出すという絶妙のミクロクリマに恵まれている。


土壌の構成はガレストロ(粘土質のもろい岩石、キャンティクラシコの土壌として有名)が
地中1mほどの深さまで粘土と石灰岩と砂のミックス土壌の中に埋まっている。
その他、地元でギアストリーナと呼ばれる
ミネラルを多く含む粘土質の岩石が多く含まれる場所もあり、
全体的にミネラル豊富な土壌。


国際品種の味わいが求められる土地で…


蔵元のあるトスカーナ・ルッカは、
ナポレオン支配の影響によりイタリアで一番早い時期に国際品種が入ってきた場所。
国際品種をブレンドした味が求められるこの地で、
何世代にも渡り農業を営んできたヴァッレ・デル・ソーレの
ボルセッリファミリーはサンジョヴェーゼを主体としながらも
チリエジョーロ、コロリーノなど「トスカーナのマイナー品種」を上手に使用。
特筆すべきは、トスカーナでもこのエリアにしかないモスカート・ロッソ!
華やかでエレガントなワインに仕上がるのが魅力的。



ビオディナミコ移行後、
どんどんと変わっていった味わいのスタイル!


2014年にビオディナミコ移行後、
樹齢の高いぶどうも4~5年の時を経て品質が大きくアップ

それに伴い出来上がるワインの質にも変化があり、
軽やかでフルーティなタイプへと変わっていった。
もともと大切にしてきた土着のモスカート・ロッソも一層よい方向へ変化。

その上、環境に配慮した自然な農業とワイン造りが評価され2016年以降、
スローフード協会のワインガイドスローワインで2016年、
2021年(リベンテ2018年)、2022年(エブリウス2018年)と
数度にわたり最高賞であるスローワイン賞を獲得


2020年女流醸造家のジョインでますます期待が膨らむ!

地元ルッカ生まれで2020年2月からヴァッレ・デル・ソーレに醸造家として
ジョインしたジュリアはピサ大学で醸造学を専攻し2015年学位取得。
2016年はオーストラリア、2017年ナパで研修。

これまで醸造を担ってきた息子のマルコも、
彼女の女性的なの繊細さ、緻密さ、人間としての正確さに全幅の信頼を置いている
いつも忙しい自分ができないことを間違いなくこなしてくれていると大満足。
熟成中の細かな調整も全て任せており、
その結果が2020年以降のワインとして現れている

今後の成長が楽しみなヴァッレ・デル・ソーレから目が離せない!

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