BMO ワイン
BMO輸入ワイン 蔵元:ヴィクトリア・トーレス/VICTRIA TORRES
ワイン名:シン・ティトゥロLB 2018/SIN TITULO LB

相反するものの組み合わせから生まれる、驚きのハーモニー!

シン・ティトゥロLB 2018
商品No.3BSSP6-14-18
自然派カテゴリビオロジック(オーガニック、有機農法)
産地スペイン カナリア諸島 ラ・パルマ島

品種:リスタン・ブランコ

栽培:
北西部、粘土質、砂質など火山性土壌。
より古い地質が多く混じり、南部より痩せた土壌。

南西部、砂を多く含むローム層(粘土、砂、火山性土壌が混ざる)
平均樹齢50年。標高350〜420m。
 
醸造:
北と南の畑のブドウを混醸。
全房で大部分をダイレクトプレス。
一部をマセラシオン 3 日、
セメントタンクで発酵し、ブレンド。
発酵が完了するまで 2 年かかった。
揮発が出たため寝かせたところ納得のいく状態に変化。
2022年6月澱引き、
ステンレスタンクで寝かせ、2022年8月に瓶詰め。

あんずを思わせるような、甘酸っぱい果実味。
紅茶のようなエレガントさも。
ミネラル感と余韻にふわっとほろ苦さがあり、
味わい全体をキュッと引き締めている。

抜栓したては桃のようなニュアンスだった。
時間を経ることで上記のような味わいに変化!
味わいの変化を楽しむことができるワイン。

シン・ティトゥロ(「無題」の意)は、
・島南部と北部
・高標高と低標高
など反対の要素を対話(合わせる)ことで
表現される「調和」をテーマにしたシリーズ。

ヴィクトリア・トーレス
ヴィクトリア・トーレス
蔵元
ヴィクトリア・トーレス
生産者名
ビクトリア

『緑と星の島、ラ・パルマ島』から世界へと飛び立つ!
代々受け繋いできた、その”宝物の自根畑”とは⁉




【世界へと広がり始めた、ラ・パルマ島の存在感!】

イベリア半島から遠く離れたカナリア諸島。
その緑豊かなカナリア諸島で最も美しい島と言われるのが『ラ・パルマ島』。
諸島のほぼ西端で、島の3分の2がユネスコにより生物圏保護区に指定。
空気が澄み、世界一の天体観測地としても知られるこの島で、
家族が代々繋いできた“宝物”の畑を守り続ける生産者がいる。

それが、「ビクトリア・トーレス」(旧 マティアス・イ・トーレス)

約20社あるラ・パルマ島の生産者で最も小規模で、1人で全ての仕事をこなすビクトリア氏。
世界 No.1になった三つ星レストラン、『カン・ロカ』の有名ソムリエも、
リスト外の秘蔵ワインとして扱うなど、国内外で人気が急激に高まっている。
『緑と星の島、ラ・パルマ島』の底知れないエネルギーが、ついに世界に知られる時が来た!



Small significant things
『小さいけど大事なこと』


ラ・パルマ島南部の標高 700 mの地にボデガを構えるビクトリア・トーレス。

1885 年からぶどう栽培、ワイン造りを続けてきた
トーレス家の 5 代目にあたる造り手、ビクトリア氏。

テネリフェの大学でアートを学び、2005年に故郷に戻り、
ワイン造りに勤しんだ父親と畑に出るようになった。
次第にワイン造りに魅了され、2010 年に本格的にワイン造りを始めた。

ビクトリアにとって、受け継がれた畑やワイン造りは、家族が代々繋いできた宝物。
自然への慈しみ、その畑を守ることを
「Small significant things 小さいけど大事なことたち」
と表現する彼女の言葉には、彼女の繊細さ、細やかさ、
優しさ、誠実さ、真摯さ、前を見つめつづける芯の強さ、滋味深さ、凛とした静けさを
たたえる彼女の人柄が表れており、その人柄がワインにも一貫して感じられる。


【畑・醸造の個性】
点在した畑から造られるワインは、その土壌の個性を十二分に反映している。
深く味わいの奥を探るほど、どれも驚くほどの個性が見えてくる!

■東部
火山性土壌がベースのラ・パルマ島の中でも、
湿り気のある東風(アリシオ)がより水分をもたらし、粘土やロームも混ざる肥沃さのある土壌。

■西部・南部
風化した火山灰が表土を覆い、非常に痩せた土壌で、冷たさのある西風の影響を受ける。
合計3.8haの畑がこの地域の9区画に点在。

また標高は、雨が比較的多い風化した火山性土壌の標高 500~1400mの間に多い。
フィロキセラが到達しなかったカナリア諸島のぶどう樹はピエ・フランコ(自根)で、非常に古い樹齢の畑が多い。特に、ビクトリアの畑は収量が低く(約 4,000 kg/ha)、バランスの取れたぶどうが得られる。
ラ・パルマの主要品種リスタン・ブランコやネグラモル、
そしてアルビーリョ・クリオリョ、マルバシア・アロマティカ、ビハリエゴなどの品種を栽培。
最低限の硫黄撒布以外は一切農薬を使用せず、イラクサや乳清を煎じた希釈水など、
ビオディナミ農法を思慮深く取り入れ、自然をリスペクトした栽培を実践している。
醸造はおじいさんが建てた醸造所で人為的介入はほとんどせずにワイン造りに励んでいる。
温度管理なしで野生酵母を使用。フィルターなし。

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