BMO ワイン
BMO輸入ワイン 蔵元:アウレーテ/AURETE
ワイン名:ラプトル 2021/RAPTOR

アンフォラ醸造だから外的要因が削ぎ落とされた…

ラプトル 2021
商品No.3BTIY16-2-21
産地イタリア ラツィオ 

品種:
ラスパート・ネーロ

栽培・醸造:
除梗はするがぶどうの粒はほとんど潰さない。
アンフォラで5日間のセミ・マセラシオン・カルボニック。
アンフォラでシュール・リにて5ヶ月間熟成。
瓶詰め後も最低3ヶ月間待ってから出荷。

完璧に熟された果実からのみ得られる充実した旨味が溢れる!
強いて言うなら厚みのあるガメイ?のような雰囲気。
ラズベリーやカシス、余韻には鉄分を感じるミネラル感。
タンニンはしっかり、ピリリと効いた酸が引き締めてくれる。
濃いワインをご所望の方にぜひ。

―本人たちからのおススメ食材――――――
牛肉、羊肉料理など。マグロもイケますよ!

アウレーテ
アウレーテ
蔵元
アウレーテ
生産者名
ジョヴァンニ
パオロ
エウジニオ

地球のロマン、男たちのパッション。失くなった品種を公式に復活!


秀才3人組がゾッコン惚れた場所には恐竜の足跡が…

全員1983年生まれ、ラツィオ州のカッシーノ出身の幼馴染。
イタリアの名門ローマ大学を揃って卒業。
ナチュラルワインへの深い情熱を持つ彼らが持つ畑とは…?

モンテ・アウルンチ(アウルンチ山)自然保護地区のど真ん中
生物多様性の宝庫で、山脈を挟んでティレニア海(地中海)のガエタ湾から数キロに位置。
この山脈が半円形の古代劇場のような形で農地を囲い独自のミクロクリマを作り出している
造山運動と地殻変動により、中生代(2億5000年~6500万年前!!)の三畳紀から
ジュラ紀の古い岩石層が地表近くまで迫り上がった古代地層が特徴。
畑から10kmほどのところに恐竜の足跡が見つかっているというロマン溢れる場所。

即決!
なぜこの土地を選んだの?


もともと土地探しで数ヶ月ラツィオの各地を巡っていた。
エスペリア出身の友人の話を聞き、興味を引かれて土地を見に行ったところ、
理想的な土地がみつかりほぼ即決で購入を決断!

ローマ時代からぶどう栽培が行われ、歴史的にもぶどうに適している
(※3000年近くぶどうが植えられてきた
1970年代の好景気で近くのフィアット工場に人が流れてワイン造りは一気にすたれた。)

大規模な農家がいない!=近隣は小規模零細ぶどう農家だけ。
自家消費用ワインを造るためだけに栽培しているため農薬を使う必要がない!
農薬飛散のリスクが少ない!!

恐竜のストーリーとその土壌 
男(の子)達らしいチョイス!笑

フィロキセラ前・樹齢150年の
ぶどう畑から19品種もの土着品種が!


2016年に土地を購入。2年かけて土地を作り、2018年植樹。
2020年初ヴィンテージ。
農園作りはカルロ・ノーロのミケーレの指導を受ける。(ビオディナミコ: 500と501を使用)

まだ自前のワイナリーがないため醸造はカンパニア州の自然派の重鎮で
親友でもあるカッチャ・ガッリワイナリーで行う。近いうちに自前のセラーの建設を計画中!

なにより特筆すべきは、所有する4.5haの畑の中にある、0.5haの古い畑。(4haは彼らが植樹)
1840年植樹と記録の残るフィロキセラ前のぶどうはもとより、樹齢約150年と推定されるぶどうが!

研究期間の協力を得て19品種にも及ぶ地場品種を発見
その中からラスパート・ネーロ (RASPATO NERO=ラプトルに使用)、
レアーレ・ビアンカ(REALE BIANCA=テーロに使用)を2年かけてセレクション・マサルで増やした。
この2品種は正式にイタリア農業開発発展機関に品種登録されたのだ

信条


~持続可能な農業は環境を守ることから始まる~

自然のリズムとサイクルに重きをおいた農業は、自分も自然の一部であることを思い起こさせる。
まずは自身の周りから守って行くことから始める。

~人は「食べるものから出来ている」~

だから健全な食品をとるべき。非常にシンプルなコンセプト。
ワインも食品なのでビオディナミコを導入しより健全な「食品」作りに努めている。

【伝統品種を未来へつなぐ】

ラスパートとレアーレは全く近縁種が存在しない独立した品種として認められました。

アウレーテが畑を持つエスペリアを中心に古くから栽培されてきた品種。
基本的にこのエリアは零細ぶどう農家(ワイン自家消費用)しかなく、
事業としてこの品種を栽培しワインにしているのはアウレーテだけ。(アウレーテ調べ)

アウレーテではラスパートを3000株レアーレを5000株まで増やすことに成功しています。
全てセレクション・マサルで増やしたため土地の購入から植樹まで5年!
彼らの根気と情熱は未来へとつながっていきます

≪醸造のこだわり≫

■除梗破砕はごく軽く

■赤)テラコッタのアンフォラでの醸しからMLFまですべて
白)アンフォラもしくは陶器の樽で仕込みからボトリングまで

■収穫したぶどうの性質をそのままワインに変えることがモットー。
「生きているワイン」を造るため清澄も濾過もしない。

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