BMO ワイン
BMO輸入ワイン 蔵元:システマ・ビナリ/SISTEMA VINARI
ワイン名:ノベタッ・トタル 2023/NOVETAT TOTAL

1リットルでも足りない!
 出汁を飲んでいるかのようなジワ旨淡赤!

ノベタッ・トタル 2023
商品No.3BSSP7-6-23
産地スペイン マヨルカ 

品種:
カリェット、マント・ネグロ

栽培、醸造:
島南東部フェラニッツ村、酸化鉄を多く含む粘土質。
細分化された7区画。一部自社畑、一部契約畑。
混醸造。40%はグラップ・アンティエール、60%は除梗。
セメントタンクとステンレスタンクで10日間マセラシオン。
アルコール発酵1ヶ月。ピジャージュなし。
ステンレスタンクで澱と共に6ヶ月熟成。SO2無添加。

フレッシュなカシスにブラッドオレンジの柑橘のニュアンス。
淡い色からは想像できないくらい、
かつお節の出汁の旨みがドドドっと押し寄せる!
地中海の太陽と、木陰で風が吹きいれるようなフレッシュさ、
そして海のミネラルを纏ったノンストレス赤!
前回入荷した2021VTはリリース直後に即完売。
2022年は猛暑でぶどうの成熟が不安定で造れず、2年ぶりに待望の入荷!
2023年は暑すぎず雨も程よく降り、
エロイにとってベストヴィンテージ。

システマ・ビナリ
システマ・ビナリ
蔵元
システマ・ビナリ
生産者名
エロイ・セド

マヨルカ・ナチュラルのTOP!
未来を背負って立つエロイの新プロジェクト始動!


【チャト・パキータ=システマ・ビナリ】

マヨルカのチャト・パキータ、と聞いてピンッと来る人は相当なナチュラル通。
いやBMOの大ファンであること間違いなし。

かつてのチャト・パキータから新たにシステマ・ビナリとして始動しました。
彼の人生における数々の困難、分岐点があり、
一時的にマヨルカを離れたものの、不死鳥のごとく島に舞い戻って来てくれました!

【マヨルカ・ナチュラル 真のリーダー エロイ・セド】

当主エロイは2007年にNumanthiaで働き、その後プリオラートのMas Doixへ。
2010年にチリに渡り、Alvaro Pala? で働き、2011年にはニュージーランドのPegasus Bayへ。
2012年にチリのルイ・アントワンの所で働いて、そしてマヨルカへ来た。

4 kilosの収穫に数年来ていた時、
フランセスクとアニメ「シャーロックホームズ」の絵の作者は誰かを賭けて、
エロイが勝ったら 4 kilos で自分のワインを造らせてあげる、ということになり、
エロイが宮崎駿!と言い当て、彼のマヨルカワイン人生の口火が切られた!

紆余曲折を経て、2019年、
カティ・リボットの醸造所で場所を借りてワイン造りをする現在のスタイルに落ち着いた。
(※カティ・リボット、ジャウメとのプロジェクトは裏面にて!)

【どんな畑たち?】

カティの所に移り、新たに畑を探す必要となり、
Porreresポレレス村とFelanitx フェラニッチ村に計8 区画をフェルマージュ。
ポレレス村は、古木の畑が今も残る。
ぶどう栽培農家も自家消費用に小規模でワインを造る伝統が今も残っているため、生きている畑が現存!


耕すことは理想ではない。
ただ、森のような理想的な土になっていない限りはそのプロセスの中で耕す必要はある。
剪定後の春に除草目的で一度耕す。年に一度は最低限必要。
粘土質であるため、固まる傾向。酸素を入れて微生物が活動しやすい環境にしてあげる。
草を生やした状態で時々漉いて、株元は一株一株周囲の草を取ってあげる作業を行うよ、とエロイ。

【エロイの目指すワインと地ぶどうの魅力】

「目指したいマヨルカのワインは、地中海らしさ
でもこれまでの熟した濃い地中海らしさとは異なるスタイル。
地中海の太陽の元、木陰で風が吹き入れるようなフレッシュさ、軽やかさ
マヨルカという土地は、その温暖な気候や地のりや地場品種の個性から、
長熟のポテンシャルのあるワインというよりはエキスは濃くとも、
若いうちから十分に飲みやすさを発揮するスタイル
のワインを造るのに適した場所。」

ロゼでも赤でもいける汎用性=エスクルサックという黒ぶどう。
野趣さ、酸の高さ、テンションと果実味の良いバランスで、
どんなに暑く糖が上がってもアルコール度が13.5 %以上は上がらない。
このぶどうと環境でボージョレーのグラン・クリュ的なワインを目指したいんだ。

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